直射日光や乾燥や湿気などの気温の変化に弱いので、直射日光の当たらない、風通しのよいところに置きます。
また、水気や手の油分を嫌いますので、水をこぼしたり指紋をつけないように注意してください。
塵や埃は毛ばたきを使ってはらってください。彫刻の細かい部分などは、穂先のやわらかい小筆などをお使いいただくとよいでしょう。
やわらかい布で乾拭きしてください。唐木仏壇は磨くと美しいつやが出ます。ワックスを使わなくても十分につやが出ます。ただ、強く拭くと表面が傷ついてしまいますので、優しく拭いてください。
金箔部分は毛ばたきを使って埃を落とすだけにしてください。布で拭いてしまうと金箔がはがれ落ちてしまいます。
また、素手で触ってしまうと、表面の油分で変色してしまうことがありますので、注意してください。
お彼岸やお盆など年に数回は仏具を外に出し、仏壇内部の掃除をしてください。
仏壇の内部が煤で汚れていたり、金箔がはがれていたり、彫刻が欠けていたりして、汚れや破損が目立つ場合は修理をおすすめします。
修理について、お気軽にご相談ください。